ネットビジネスは寝てても稼げる?その理由と仕組と方法と。
よく「ネットビジネスは放ったらかしでも稼げる」というような事を聞くと思います。
一瞬「絶対ありえねぇ」と思うかもしれないけど、実際「放ったらかし」でも稼げます。
でも勘違いしちゃいけないのが、『放ったらかし = 簡単』って意味じゃないですってことです。むしろ逆で、放ったらかしで稼げるようにしたかったら、物凄い努力が必要です。
そこで今回は、「何でネットビジネスは自動でお金が稼げるの?」という部分について解説してみます。
自動で稼げる条件
インターネットビジネスは色々あるけど、全てが自動で稼げるわけではありません。
ある条件を満たしたビジネスだけが、自動化することが出来て、放ったらかしでも稼げるようになります。
そのある条件とは、、、
「ダウンロード可能な商品」もしくは「人の商品」です。
ダウンロード可能な商品
ちょっとシステム的な話をしますね。
まずダウンロードが可能な商品は、そもそも現物が存在しないから、配送やら梱包やらの作業が一切必要ありません。
商品をサーバーに置いておいて、買ってくれた人がそのサーバーにアクセスして自分でダウンロードしてくれます。
こちらが制限しない限り、何人でも買うことができるから、在庫切れで再発注なんて作業もありません。
商品が売れて、お客さんに届けるまでの間は全てコンピューター(システム)が自動でやってくれるから、自分は一切関与してません。
たとえば、セルフレジを想像してください。セルフのガソリンスタンドでも良いです。
お客さんが勝手にやって来て、勝手に精算を済まして帰っていきますよね?トラブルがない限り人は必要ないわけです。
ガソリンスタンドの場合は中でボタンを押す人が居るみたいですが、そこは気にしないでください。
インターネットでも同じことです。HPという24時間営業のお店があって、そこにお客さんが来てくれて、自分で精算して買って行ってくれるから、自動化が成り立つわけです。
この、お客さんが勝手に来てくれるようにするのが大変で、ものすごい努力が必要なワケです。
人の商品
次に人の商品を売る場合だけど、これも梱包やら発送は販売者が全部やってくれるから、あなたはその販売者さんのHP(お店)にアクセスを流す(お客さんを紹介する)だけで、売れた分のコミッションが支払われるので、自動化が出来ます。
これが所謂「アフィリエイト」ってやつです。
あなたが商品を紹介する窓口を作って、そこに来た人にオススメの商品を紹介して、あなたの紹介でその商品が売れたら、販売者さんからお礼として、売れた金額の何%かを貰うわけです。
これも同じで、人が勝手に集まってくる窓口を作るのが大変で、努力が必要なわけです。
マーケティングの観点で考える
っとまぁ、自動で稼げる理由は何となく理解できたと思います。
リアルなビジネスでもスーパーのセルフレジやら、セルフのガソリンスタンドだって自動化してるわけで、言うならば放ったらかしでも稼げるビジネスなわけです。
でも実際は、HPを作っただけでは売れないのが現実です。
ただHP(お店)作っただけでは誰も来てくれません。イメージとしては、誰も来ない山奥の樹海に店を出したようなものです。
何もしない限り誰も来てくれません。そこでマーケティングの出番なワケです。
樹海にある店を繁盛店にするために、まずはお店の存在を認知して貰う必要があります。
方法は色々あるけど、ブログを作ってコンテンツマーケティングをしたり、お金を使ってPPC広告を出したりしてアクセスを集めてきます。
次に、来てくれた見込み客と関係を作ります。
せっかく興味を持って、わざわざ樹海の奥まで来てくれたのに、いきなり売り込みをかけて逃げられるのはモッタイナイですよね?
だから、いきなり売り込むんじゃなくて、まずはお知り合いになりましょう。ってことで、メールアドレスやらの情報を貰って、こっちから手紙を送れるようにします。
そうすれば、何度でも商品の紹介ができるから、ちょっとハイキングの途中で通りすがっただけの人でも、またお店に来てもらえる可能性が出るわけです。
んで、連絡先を教えて貰う代わりに、プレゼントをあげます。このプレゼントは本気のモノを用意します。
すると、ちょっと覗きに来た人でも、プレゼントに引かれて連絡先を教えてくれる可能性が高まります。
後は、教えてもらった連絡先に何度も手紙を送って、あなたを信頼してもらいます。
信頼してもらう事が重要だから、売り込みばっかりの手紙はご法度です。絶対にヤメてください。
何度も手紙のやり取りをして、信頼してもらった時に、商品を紹介(売り込み)するわけです。
この流れをDRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)と言うんだけど、この方法を使えば、通りすがりの人で、普通だったらもう2度と来てくれないであろう人にも、何度でも来てもらうチャンスが出来ます。
このDRMが一番合理的な方法で、一番売りやすくて、一番儲かります。
DRMも自動でできる
今の流れって結構面倒くさいように感じですよね?
アクセスしてもらった人にプレゼントをあげて、連絡先を貰って、何度も手紙を送って信頼してもらい、最後にセールスをかける。っていう幾つもの手順がありますからね。
実際面倒くさいです。
でも、通りすがりの人にいきなり商品を売り込んでも買ってくれる可能性は限りなく低いから、まずはあなたを信頼してもらってから売り込んだ方が、遥かに効率は良いんですよね。
特にDRMは、リアルのビジネスだと、なかなかメンドクサイです。
正直DRMはしっかりやれば確実に成果が出るんだけど、やるのが面倒くさいくて、嫌う人が多いんですよ。儲からないよりマシだと思うんだけどな…
でも、インターネットだったら、この一連の流れさえも自動で出来てしまいます。
ステップメールを使う
ステップメールと言うシステムを使えば、メールアドレスを登録してもらったら、自動でシステムがメールを送ってくれます。
たとえば、アドレスを登録してもらったら、直ぐに1通目メールを送って、その2日後に2通目、その1日後に3通目のメール・・・
という風に、設定したタイミングで設定した内容のメールを送ることができるわけです。
時事ネタを入れていない限り、受け取ってる人からは、自動で送られて来てるとはわかりません。
見込み客は、毎日、もしくは定期的にあなたが直接メールを送ってきてると思います。
※ 時事ネタってのは、たとえば、「暖かくなってきましたね。」とか「昨日大きな地震がありましたが」というような言葉です。これはステップメールには使えません。
冬に「暖かくなってきましたね。」はオカシイですからね。オカシイと思われたら信頼はされません。つまり売れません。
こうやって、予め設定しておいたメールを自動で送ることで、自動であなたを信頼してもらいます。
もちろん内容の濃い、役に立つメールを送らないと信頼なんてして貰えないけど、しっかりとしたメールを送っていれば信頼してもらえます。
そして何日目か後に売り込みのメールをセットしておけば、自動で売り込みも行われ、信頼を得ている分、成約率も高く売れていきます。
この流れは全てシステムがやってくれるから、あなたは予め何通〜何十通分のメールを書いて、セットしておくだけです。
後は、アドレスを登録した人に自動で送られていきます。
ねっ?自動でしょ?売り込む商品もダウンロード商品か人の商品だから、クロージングするまで全て自動です。
このシステムが出来上がれば、後はメールアドレスを登録してもらうために魅力的なプレゼントを用意して、アクセスを集めるだけです。
この自動ステップメールで毎月何百万円と自動的に稼げている人もいます。
まとめ
理屈さえ分かっていれば単純なことなんです。人がやるべきところを、システムが代わりにやってくれるから自動化が成立するんですね。
まぁ理屈は分かってても、実際にやるにはマーケティングの知識にセールスライティングの知識も必要になるから、生半可な努力では自動化なんて無理です。
普通に考えてみてください。リアルのビジネスでも大きな会社になれば社長は何にもしなくても、従業員が働いて稼いでくれますよね?
社長の仕事ってのは、その従業員をしっかりと働かせるためにシステムを作ったり、お給料を払ったりするのが仕事です。
ネットビジネスの場合は、システムが従業員の代わりです。あなたが書いたセールスレターが営業マンの代わりです。
従業員が自動で働いて稼いでくるようなるまでは、あなた(社長本人)が必死に働いて、システムを確立しないとイケません。
リアルもネットもやってることは同じです。
まずは自分で頑張って働いて、システムを作り上げれば自動化も見えてくるわけで、それまでは自動で放ったらかしなんて幻想は抱かずに、着実に実力を付けていきましょう。
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