やる気が出ない人必見|勉強のやる気を出す15の方法
色々と勉強したいことはあるけど、どうしてもやる気が出なくて困っていませんか?
僕は学生時代、勉強の「べ」の字も知らないぐらい勉強をしたこと無くて、「受験勉強って何?美味しいの?」って思ってるぐらいでした。
でも社会人になって、起業したいと思いだした頃から、今までの自分が信じられないぐらい勉強するようになって、今では会社を辞めて自由な暮らしを手に入れました。
勉強をするようになってからも、もちろんやる気が出なくて何ヶ月もサボることも有ったし、今でも「いかにしてやる気を出すか」は重要なテーマです。
そこで今回は、子供の頃勉強なんかしたことなかった僕が、どうやってやる気を出して勉強するようになったかをシェアしたいと思います。
実は逆なやる気のメカニズム
一般的には「やる気が出るから、やる」ってのが当たり前だと思われてるけど、実は反対で「やるから、やる気が出る」んだってことを知ってますか?
つまり「やる気が出るまで待ってよう」と思って何もしなかったらいつまで経ってもやる気は出てないってことです。むしろ逆効果です。
あなたもこんな経験ありませんか?
「部屋の掃除をしようと思っても全くやる気が出なくて立ち上がれなかったけど、目の前のゴミを拾ってゴミ箱まで捨てに行ったら、その足で一気に片付けてしまった。」
「勉強しようと思ってるけど、なかなかコタツから出られなくてダラダラしてたけど、トイレに立ち上がったついでにデスクに座ったら、そのまま何時間も勉強してた。」
みたいな。
こんな感じで、初めは全くやる気が出なかったけど、ちょっとしたキッカケでやる気が出てきて集中モードに入ってたって経験があると思います。
これはつまり「やるから、やる気が出る」の理論を証明してると思いませんか?
つまり、やる気を出す一番手っ取り早い方法は、「やる」ことだって事です。
なので、本当に学ぶべきは「やる気を出す方法」ではなくて、「やる気が無くても始めの一歩を出せる方法」だということです。
その点を踏まえて、以下、始めの一歩を出しやすくするための方法を紹介していきます。
やる気が出る環境
始めの一歩は「よしっ、やるぞ!」と気合で踏み出せる場合もあるけど、毎回気合で何とかなるんなら誰も苦労しません。
気合だけでは何ともならない場合があるから、みんな悩むし、「やる気」に関する本もたくさん出てるわけです。
では気合に頼らずにやる気を出すにはどうすれば良いのか?
それは「環境」です。
環境を整えてやれば、心は萎えてても半強制的にやる気モードに入れるから、まずは環境づくりから始める事をオススメします。
机(デスク)の上はスッキリと
メッチャクチャ月並みなところから入りましたけど、どんな本でも書いてある通り、メッチャ重要なことなんですよ。
デスクの上は頭の中の状態と同じと言われていて、ゴチャゴチャと散らかっていると、頭の中もゴチャゴチャしてやる気どころじゃありません。
常にスッキリした状態でいつでも勉強が始められるようにしておきましょう。
勉強を始める前に片付けから入るのでは効率が悪いし、せっかくやる気になってデスクに向かったのに片付けなんかしてたら萎えてしまいます。
だから机(デスク)の上はキレイにスッキリと片付けておきましょう。
デスクにお気に入りのモノを
始めの一歩として重要なのがデスクに座ることです。デスクに座ることさえできれば、後は教材を出すなりパソコン付けるなりと、勉強や仕事を始めるのは容易いです。
やる気が出なくてダラダラモードの時はデスクに座ることすら億劫で、近寄ることもありません。
そこで、デスクにお気に入りのモノを置いたりして、ちょっとでも「座ろうかな?」と思わせるように仕向けます。
ちょっとしたキッカケでやる気は出てくるから、そのキッカケ作りとしてデスクをお気に入りの場所にしてやると良いでしょう。
勉強する部屋とくつろぐ部屋を別ける
勉強や仕事をする部屋と、自分の趣味やくつろぐ為の部屋を一緒にしてしまうと、なかなかやる気を出すことが出来ません。
と言うのも、勉強しようと思っても、すぐそこに娯楽があるとどうしてもそっちに気が行ってしまって、簡単にやる気が削がれてしまうからです。
そんな状況でやる気を出すのは相当な気合と精神力が必要になるから、勉強する前に疲れてしまいます。
なので勉強する部屋と、くつろぐ部屋は別けるようにしましょう。
この方法は単純に誘惑から逃れるためでもあるけど、もう一つ効果があって、その部屋に入ったら強制的にやる気モードに入れるようになることです。
勉強と娯楽を同じ部屋でしてしまうと、娯楽から勉強へ切り替えるために相当な気合が必要になります。
でも部屋を分けていれば、気合を入れなくても自然と勉強モードに入ることが出来るから、気合と根性に頼らずやる気モードにスイッチ出来るんです。
もし部屋を別けることが出来ない場合は、小さくても良いから勉強用の机を用意して部屋の一角にスペースを作ります。
そのスペースには絶対に娯楽を持ち込まないようにして、そこに座れば自動的にやる気モードになるようにしておきましょう。
キッカケを散りばめる
ちょっとしたキッカケでもやる気は出るって説明したけど、そのキッカケを家中に散りばめておけばいつでもやる気モードに入ることが出来ます。
どういう事かと言うと、今勉強している事に関する本だったり雑誌だったりを家の至る所に置いといて、いつでも手を伸ばせるようにしとくんです。
んで、やる気が無くてもちょっとその本を手にとってパラパラめくると、それがキッカケになってやる気が出だします。
後は勉強部屋に行けばやる気スイッチがONになるはずです。
周りの人も巻き込む
子供の頃って、親に「宿題したんか?」ってガミガミ言われて「鬱陶しいな」と思いながらも仕方なく勉強してたと思います。
まぁ僕は全くやらなかったけどね(笑)
でも大人になっての勉強は自発的なもので、何か目標があって勉強してると思います。
だけど、自発的に自分でやりたいと思ってやってることでも、やる気が出なくて上手く進まなくなることもあるんですよね。。。
そんな時は周りの人に協力してもらいましょう。
奥さんがいるなら、「もしいつも勉強してる時間にぐぅたらしてたら「勉強は?」って言うてくれ」って頼んでおきましょう。
そうすれば昔オカンに言われて勉強したように、「鬱陶しい効果」で勉強出来ます。
後は、同じ志を持って同じ勉強をしている人と繋がることです。
簡単に言えば「ライバル」ですね。ライバルに負けたくないって気持ちから、自然にやる気も出てくる思います。
一人ぼっちで勉強してると、なかなか孤独でモチベーションも保ちにくいから、仲間と一緒に勉強すればいっそう効果的です。
今はSNSでなんぼでもライバルを見つけれるから、気が合いそうな人に連絡してみるの良いかもしれませんよ。
やる気が出る思考
環境が出来上がれば、次は思考、つまり考え方(頭)でやる気を出していきましょう。
目標を小さく
大志を抱いて挑戦することも大切だけど、目標ってのはより細かく簡単にしてやる方がやる気が出ます。
マラソンとかでも言われることだけど、いきなりゴールの42.195Kmを目指すんじゃなくて、次の電柱までを目標にすると現実的でやる気も出てきます。
例えばプログラミングの勉強を始めたとして、いきなり目標を「FacebookみたいなSNSを作るぞ!」とか「Googleを超える検索エンジンを作ってやる!」とかって設定すると続きません。
だって、あまりにも現実離れし過ぎてて、いくら勉強したっていつまで経っても目標に近づいてる感が味わえないからです。
だから目標を小さくスグに達成できるレベルに設定して、成長している感を味わうようにしましょう。
あと10冊本を読むのと、あと1ページ本を読むのとでは、どっちがやる気でますか?
さっきも言ったけど、「やるからやる気が出る」んです。あと1ページと思って読み始めたら、気がついたら10冊読んでるかもしれませんよ。
小さな成功体験を重ねる
目標を小さく設定する理由は、1歩目が出しやすいからって理由もあるけど、もう一つ、
「成功体験を重ねる」事にあります。
少し思い出して欲しいんですけど、子供の頃に夢中になってた遊びや習い事ってなかったですか?
別に今、夢中になってることでも良いですよ。
それって、初めから上手くやれたわけじゃなかったですよね?初めは下手くそだけど、徐々に出来るようになって、気がついたら夢中になってたと思います。
そういった小さな成功体験は脳にとって麻薬みたいなもんで、一度味わうと、何度も味わいたくなるんです。
出来るようになった時の「よしっ!」って感覚が、次の「よしっ!」を求めて行動を促します。
徐々に上手くなって成長している感覚を何度も味わうことで、さらなる高みを目指して自ずと行動できるようになっていきます。
成功体験で得られる脳内麻薬は、やる気を出すには1番の効き目だと思うから、小さく目標を立てて、確実にそれを達成していきましょう。
自分を認める
やらないとイケナイのに、やる気が出ないと「俺はなんてダメな奴なんだ」と悲観的になりがちです。
でも自分に対するマイナスイメージは、より一層やる気を失う原因になるから、絶対に自分を悪く思うのはやめてください。
「そんな時もあるわ」「気にしない気にしない」と自分のやる気の無さも肯定してあげましょう。
心をポジティブに保っていればそのウチやる気は出てきます。だから焦らず苛立たず、ありのままの自分を認めてやりましょう。
「やる気が出ない」と口にしない
言霊って言ったりするけど、自分が発する言葉には魂が宿ってて、マイナスの言葉を発すれば心もマイナスになるし、プラスの言葉を使えば心もプラスになります。
ちょっとスピリチュアル的な話に聞こえるかもしれないけど、これはマジです。
試しに今その場で、思いっきり笑顔を作りながら「楽しい。めっちゃ嬉しい。マジで幸せやわ。」って言ってみてください。
・・・・
今この記事を読みながらどんな感情だったにせよ、何だか心がほっこりと温かいポジティブな気持ちになりませんでしたか?
今度は逆に、思いっきり不機嫌そうな顔をしながら「マジで最悪。腹立つわぁ。勘弁してくれよぉ」って言ってみてください。
・・・・
どうですか?イヤ〜な気分になりませんか?テンション下がりますよね?
人の心は言葉1つで上がったり下がったりするもんなんです。
だからやる気が出ない時に、「やる気で〜へんわぁ」って思って口にしてしまうとさらにやる気が出なくなります。
逆に「やる気満々や!さてっ、やりますか!」と嘘でもいいから言ってるとホントにやる気が出てきます。
上手く自分を騙してコントロールしてやりましょう。
常にポジティブなイメージを
ネガティブな感情はやる気を失わせる原因になります。
だからどんな勉強や仕事にしろ、ネガティブな理由でじゃなくて、ポシティブな理由付けをして取り組みましょう。
例えば「会社を辞めたくて勉強してる」として、ネガティブな理由としては、会社を辞めるために勉強してるってことになります。
これをポジティブに変換して、「会社に縛られず自由な暮らしを手に入れるために勉強する」という具合にシフトします。
「借金を返すため」じゃなくて、「欲しいものを好きなだけ買えるようにするため」と変換します。
時にはネガディブな理由もモチベーションに繋がるけど、やっぱりポジティブな理由に比べたら長続きしないから、どんな状況でもポジティブな理由付けに持っていきましょう。
自分にご褒美をあげる
やる気を持続させるために、1日の目標を達成したら、自分にご褒美をあげましょう。
ご褒美は何でもいいです。カレンダーにシールを貼るだけでも効果があります。
シールを貯めることを目的として、半強制的に行動できるようになります。
そうやって続けていくウチに、溜まっていくシールを見て「自分は続けられる人間だ」というセルフイメージも出来上がっていきます。
逆にサボってしまったら、ペナルティを与えましょう。
例えば晩酌をしてる人だったら、1日の目標を達成してないなら、酒は禁止するとか。おぅ、これは効きそうですね(笑)
飲みたいんだったらやりなさい。ってことです。
この時も、上で説明した通り、1日の目標は簡単に達成できるようにしときましょう。
じゃないと、「今日は酒いいや。やるのメンドクサイし」ってなっちゃうんで、今からでもササッと済まして晩酌しようってぐらい軽い目標にしときましょう。
目的意識をしっかり持つ
勉強を効率良く進める上で重要なのが目的意識です。
何の為に勉強するのかを明確にしていないと、なかなかモチベーションも保てないし、やる気も出ません。
例えば、漠然と英語が話せたら便利そうって理由で勉強するのと、来月からアメリカに引っ越す事になったから勉強するのとでは、結果に大きな違いが生まれるのは明らかですよね?
前者は勉強する理由が曖昧だけど、後者は明確です。だって話せないと困るから。
人が一番勉強に集中できるのは、必要に迫られた時です。
だから勉強する目的をしっかりと意識して、絶対に必要で、出来ない(覚えてない)と困るんだという心意気で勉強に望みましょう。
やる気を出す行動
環境・マインドと来て、次は行動です。
まぁ環境を整えて、マインドを作っていれば、かなりやる気は出せると思うけど、ダメ押しに行動でやる気を引き出していきましょう。
立って歩く
直接勉強とは関係ないことでも、行動することでやる気が出ることもあります。
最初の方で言った部屋の片付けとかもそうだけど、始めの一歩が出せればやる気は後から付いてきます。
だから勉強とは関係なくても、まずは歩いてみる。コタツでダラダラしてしまってるなら、立ち上がって散歩にでも行きましょう。
帰ってきたら多分その足で机に向かっていけるはずです。そのままコタツへ直行ってことはないはずですよ。
勉強道具は片付けない
「机の上はスッキリさせとけって言ってたくせにどっちやねん?」と思うかもしれないけど、現在やってる勉強に最低限必要なものは片付けない方が良い場合もあります。
勉強道具以外が散らかってるのは論外だけど、こと勉強道具に関しては片付けない事をおすすめします。
と言うのも、片付けてしまったら、勉強を始める前に準備が必要になるからです。
僕は始めの一歩目をいかに楽に出せるかが勝負で、そこをものすごく重視しています。「やるから、やる気が出る」理論です。
だから、勉強道具を片付けてしまうと、イチイチ本棚から教材を持ってきて、引き出し開けてペンとノートを取り出して、パソコンのケーブルを繋いで立ち上げて・・・。
って始める前の障壁が多すぎで、それだけでも萎えてしまいます。
でも机の前に座ったら、そのまま即座に始められるようにしとけば、心理的障壁はかなり少なくなります。
上記の方法で捻り出した始めの一歩を無駄にしないためにも、出来るだけ始める前の準備が必要ないようにしておくと良いでしょう。
まとめ
やる気ってのは、やってるウチに後から付いてくるもんで、初めから出すもんじゃありません。
だから出来るだけ楽に、始めの一歩を出せるようにすることがメチャクチャ重要です。
もしやる気が出なくて困ってるんだったら、今回紹介した方法を試してみてください。
やる気が出るのを待ってても無駄ですから、さっさと始めてやる気を出しましょう。
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